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FACT FULNESS ファクトフルネス/ハンス・ロスリング
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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思い込みがすごかったなと改めて感じました。
質問 世界の一歳児で、なんらかの予防接種を受けている子供はどのくらいいる?
A 20%
B 50%
C 80%
質問 いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?
A 20%
B 50%
C 80%
初めにこんなクイズが13問ありました。私自身、何問正解したか覚えていませんが、かなり間違えた気がします。
この問題を世界のいろいろな分野で活躍している人たちに回答してもらったデータが紹介されていますが、全問正解した人は10%程度のようです。
それだけ、世界の”常識”が止まっているのでしょう。
インターネットが発達して、世界のニュースを簡単に見ることが出来る時代になりました。情報は氾濫しています。数多くの情報があるけど、真実でないものもあるのがインターネット。
それを、見る人のパラダイム(ものの見方)で感じ取り、理解している。決して悪いことではありませんが、間違ったことを知り、またそれを他の人に伝えることもあります。
日本では、令和という時代の変化が30年ぶりに起りました。
いろいろと変わることも多いと思います。突然変わることもあるかもしれません。
そのとき、思い込みで行動しないことが大切なのかもしれませんね。
この本はとてもおすすめです。ちょっと厚い本なので、普段読書しない人は取っ付きにくいところもあるかもしれませんが、ぜひ手にとって読んで下さい。
世界がどう変わっているのか、知ることができます。
最後に10の思い込みをご紹介します。詳細は本を読んで下さいね。
- 世界は分断されている
- 世界はどんどん悪くなっている
- 世界の人口はひたすら増え続ける
- 危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう
- 目の前の数字が一番重要だ
- ひとつの例がすべてにあてはまる
- すべてはあらかじめ決まっている
- 世界はひとつの切り口で理解出来る
- 誰かを責めれば物事は解決する
- いますぐ手を打たないと大変なことになる